令和6年第2回春日井市議会臨時会が、5月13日に開催された。
この臨時会では、重要な議案の審議が行われ、最初に市長の石黒直樹氏が挨拶を行った。
市長は、新型コロナウイルスの5類移行から1年が経過し、多くの市民が活躍している様子を嬉しく思っていると述べた。
また、市税条例の改正を含め、専決処分の承認を議会に求めることも伝えた。
日程には、会期の決定や役員選出も含まれており、議会運営委員長の小原哉氏が会期を5月13日から15日までの3日間と決定したことを報告した。
これに対し、全議員から異議はなく、会期が認められた。
続いて、第42号議案と第43号議案の市税条例改正案が審議された。
特に、第42号議案では、個人市民税における定額減税が新たに実施される旨が説明され、減税対象者に関しても規定された。
市民生活部長の足立憲昭氏が、特定事業所内保育施設に関する課税標準の特例措置についても取り上げ、明確な数字を示すことにより議員の理解を得た。
次に、牛山保育園の大規模改修工事にかかる第44号議案と第45号議案も提出され、こども未来部長の塚本滋氏が詳細を説明した。
それぞれの請負契約について、建築部門が約2億5,740万円、機械部門が約1億5,345万円であると案内され、質疑は特に無く、議会において全会一致で承認された。
さらに、議長の村上慎二郎氏が辞職願を提出し認められ、後任企画が行われた。
副議長には伊藤杏奈氏が選任され、両者の改革に対する期待感が高まっている。
最終的に、市長の石黒氏は、臨時会に関する全議案が承認されたことに感謝し、引き続き市民との連携を強調した。
このような会議は、新たな議会の体制についての重要な決定を促す機会となっている。