令和元年5月30日、春日井市の文教経済委員協議会が開催された。
本会議では、市民生活部を中心とした市民活動や男女共同参画の取り組み、イノシシ捕獲対策、消費生活に関する重要な事項が報告され、各部門の活動状況に関する詳細な説明が行われた。
市民生活部の野村市民生活部長は、組織の概要を説明し、市民活動推進課が行っている地域活動支援の重要性を強調した。具体的には、区・町内会への助成金交付や、防犯灯に関する補助を実施しており、住民の安全確保に向けた姿勢を示した。特に、町内会加入促進に向けた新たな取り組みの必要性が議論された。
また、男女共同参画課の吉村男女共同参画課長は、最新の男女共同参画プランの推進状況を報告し、地域における多様な企画の実施について報告した。特に、若年女性向けの啓発活動や、多文化共生プランの実施内容についての意見交換も行われた。
さらに、イノシシ捕獲に関連する外部からの情報や対策の重要性についても報告があり、捕獲頭数が年々増加していることが懸念される。特に、年間を通じて実施される市民による安全確保の活動が注目されている。 捕獲頭数の報告では、イノシシが138頭、ハクビシンが13頭、アライグマが11頭と増加傾向にあるとされ、市民生活部による策定した対策が今後の課題として位置づけられた。
知識と情報の共有を通じて、多様な市民生活を支える姿勢が見られ、各部門はさらに市民活動の拡充や生活向上を目指した施策を進める必要があると言及された。市民交流の促進や消費者保護を含む多様な施策が引き続き必要とされ、その実施状況が注視されている。