春日井市議会で行われた質疑の中で、市内での高齢者世帯の剪定枝の処分方法が取り上げられた。訪問者は、高齢者が自身で剪定した枝を処分するのが困難であることや、また、大量の処分時にクリーンセンターへの持ち込みが大変であることを指摘した。このような背景から、自治体が剪定枝の収集を行うことが重要であると感じられる。
加えて、キャッシュレス化が進む中、特に高齢者がATMの不足や新しい技術への対応の難しさから困難を抱える事例が報告された。現在、市内でのキャッシュレス決済が普及しつつあるものの、現金を必要とする高齢者が取り残されがちな状況が懸念されている。それに対し、市としても調査を行い、必要な対策を講じる必要がある。
また、市民病院の予約変更が難しい現状が挙げられ、対策として電話以外の手段、たとえばメールでの変更手続きの提案が求められた。これに対し、市民病院側は、今後、より多くの手段を提供できるように検討していることを述べた。病院の業務改善への期待が寄せられる。
さらに、長期化・高齢化が進むひきこもりについての市の見解や支援体制についても言及された。市民の中には精神的な支援が求められ、特に8050問題が深刻化する中で、関係団体との連携などが必要であるという認識が広がっている。市としても多角的に支援を進める必要があるとした。これら様々な課題が浮き彫りとなった議論が展開された。
また、プログラミング教育の必修化に関する議論が行われ、教員の研修や外部講師の招聘についても慎重な考慮が必要であるとの意見に対し、市は引き続き情報収集に努める方針であると述べた。
高蔵寺スマートシティ推進事業に関しては、自動運転を含む移動計画が進行中であり、国の支援を受けながら実施することが予告されている。市内で進行中のフードドライブや自衛官募集への対応も、地域住民の意識を高めるために重要な施策である。