令和4年第3回春日井市議会臨時会が5月11日、開会した。議会では、重要な議案が提案され、議長及び副議長の辞職と選挙も行われた。
市長の伊藤太氏からは、今臨時会には市税条例の一部改正や交通児童遊園建替工事に関する4つの議案が提案されていると述べた。また、役員選出が議会運営において重要な位置を占めることが強調された。
議案のひとつ、第39号議案について、財政部長の加藤裕二氏が説明を行った。この議案は、地方税法の改正に伴う市税条例の一部改正であり、特に商業地の固定資産税について、評価額の上昇幅を引き下げる措置を含んでいる。
また、第40号議案から第43号議案までが一括で議題とされ、青少年子ども部長の小久保健二氏が詳細を説明した。ここでは、交通児童遊園と藤山台保育園の建替工事に関する請負契約が取り上げられ、それぞれの契約金額が公表された。特に、藤山台保育園の建替工事の請負契約は、約5億7千万円とされており、社会福祉の向上に向けた重要な取り組みとされた。
議長の友松孝雄氏の辞職願が提出され、議会は辞職を許可した。友松氏は、議長としての任期2年間の感謝と今後の活動への意欲を表明した。続く選挙では、林克巳氏が新議長に選出され、その後、石飛厚治氏が副議長に選出された。
さらに、監査委員の選任に関する議案も承認され、さらなる議会の整備が進められた。これにより、議会は、今後の運営において更なる市民サービスの向上を目指すことを再確認した。会期の閉会については議題に追加され、全ての議案が承認されたことを受け、会期中の閉会が決定された。