令和5年6月5日、建設委員協議会が開催された。この会議では、各部からの報告が行われた。
まちづくり推進部から加藤まちづくり推進部長は、事業の概要について説明した。部は68名で構成され、都市計画や土地区画整理事業に関する業務を含め、住環境の形成を目指している。
苅谷都市政策課長が都市計画に関する変更業務を報告した。特に防災指針の位置づけについて説明し、新たな法律改正に従い、減災・防災対策を強化していく方針を強調した。また、交通企画の一環として、公共交通の利用促進に貢献する施策についても触れた。特に、かすがいシティバスの乗降ポイントの見直しが進められており、令和3年度の乗車人数は約13%増加した。
公園緑地課の田中公園緑地課長は、合葬式墓地について質立が高い旨を報告し、今後の需要に応じた対策が必要であると語った。特に今年度、合葬式墓地に対する募集予定数が大幅に超過したため、今後の見直しが必要とされている。
上下水道部の水野部長は、公共下水道事業について説明。上下水道事業の安定的な運営が求められる中、浸水対策や浄化センターの接続管整備の準備を進める意向を示した。また、汚泥処理のための投資を行い、含水率低減や処理業者の多様化を図る方針も示した。
委員会では、交通企画に関する質疑も活発に行われた。特に、サンマルシェ循環バスの減便については、市民からの不安の声も多く、今後の取り組みが求められている。この取り組みが市民の利便性を向上させるために重要であるとされ、引き続き注視される見通しである。
また、取組の進捗状況についても議論され、自転車通行の整備が進められていることが確認された。各課の取り組みは、地域の発展と市民サービスの向上に寄与するものであり、今後の進展が期待される。