令和2年6月3日に開催された厚生委員協議会では、健康福祉部、青少年子ども部、環境部、市民病院の所管事項に関する重要な報告が行われた。
健康福祉部の山口部長は、市民の生涯にわたる健康づくりや疾病の早期発見に向け、140人の職員が5つの課で活動していると述べた。新型コロナウイルス感染症の影響で生活支援も重要になっていることを指摘し、各部署との連携を強化し、感染予防を進める方針を示した。
平尾健康増進課長は、令和元年度の各種がん検診などの実績を報告し、骨髄提供者助成金の支給や感染症予防の取り組みを強調した。特に、新型コロナウイルスに関連した感染対策についても触れ、市民に向けた周知活動の重要性を訴えた。
青少年子ども部の勝部長は「子どもの成長を応援するまち」を目指して施策を進めており、特に新型コロナウイルス対策として、利用者の安全を重視した運営方法の徹底を行っているとした。地域の皆様からの支援にも感謝の意を表し、子育て環境の充実を目指す姿勢を示した。
環境部の大橋部長は、環境政策の推進と市民協力の重要性を強調し、次世代に向けた持続可能な環境整備に取り組む意気込みを語った。また、環境部が展開する様々な取り組みについても説明し、市民の理解と参加を促している。
市民病院の丹羽事務局長は、令和2年度に向けた病院の運営方針や新型コロナウイルスへの対策について説明した。特に感染症指定医療機関としての役割を強調し、地域の医療環境を支える重要性を語った。