江津市の令和2年第3回定例会が本日開催された。
初めに、日程第1の会議録署名議員の指名が行われた。5番鍛治恵巳子議員と14番藤田厚議員が指名された。
続いて、日程第2の会期の決定において、この定例会は本日から26日までの12日間と決定された。この決定に対し、議員から異議はなかった。
その後、議事が続き日程第3の執行部提出議案について、市長の山下修氏より発言があった。山下市長は、新型コロナウイルス感染症に対する取り組みや、経済への影響を強調し、様々な支援策を発表した。
特に、市民に対する特別定額給付金の支給状況を報告し、97.7%の給付率を達成したと述べた。この給付は5月19日から開始され、8月14日まで申請を受け付けていることも触れた。また、飲食業や中小企業への支援策も進めており、新たに設立された持続化応援金給付事業についても言及した。
教育分野では、昨年導入予定のGIGAスクール構想の加速について説明した。すべての小・中学校に高速通信を整備することが急務であると述べ、市内の光ファイバー整備計画についても言及した。
日程第4から第6までの農業委員会関連の議案では、農業委員会委員の任命や固定資産評価員の選任について提案された。議長は質疑に対して市民の理解を得るための重要性を示し、各議案についての採決を行った。
最後に、日程第7から第9は、江津市消防団員等公務災害補償条例の改正、江津市長等の損害賠償責任の免責に関する条例、並びに江津市一般会計補正予算の審議が行われ、これら議案も承認された。