江津市での令和4年第3回定例会が開催され、様々なテーマに関する一般質問が行われた。議員たちは特に公衆トイレの衛生管理や廃線跡地の管理について強い関心を示している。
まず、廃線後の管理について、駅のトイレが老朽化し、特に都野津駅と浅利駅の状況が問題視されている。議員からは「草木が鬱蒼と生い茂り、昼間でも薄暗い」との声があり、地域住民にとって厳しい状況が続いている。
さらに、有害鳥獣の対策についても言及された。問題視されているイノシシの出没が増え、特に独り暮らしの高齢者が恐れを抱いている単語。このことから、草刈りや管理が重要で、地域協力の必要性が強調された。行政としても、ニーズに応じて捕獲や誘引を行うべきであると指摘された。
次に公衆トイレの状況が取り上げられ、多くのトイレが未整備や不衛生な状態であることが報告された。有福温泉や市内一円に存在する公衆トイレの衛生状態も懸念されており、改善策として、ボランティアや地域団体による清掃活動などが提案された。
また、コロナの影響による経営支援策も重要なテーマであった。特に飲食業界が苦境にある中で、江津市独自の支援策も模索されている。報告された内容の中には、経済面での影響を軽減するための具体策や、住民の健康を守るための取り組みが含まれている。
最後に、今後の方針や支援策について、情報提供の重要性や地域のニーズへの迅速な対応が求められている。議員たちは市民の声を直接伺う姿勢を示し、コミュニティと行政が密接に連携して行動することが必要であると訴えている。これらの議論を経て江津市が「小さくとも一層キラリと光るまち江津」に向かって進んで行くことが期待される。