令和3年6月の江津市定例会が行われ、議題には江津市中小企業等持続化応援金(第3弾)の陳情が取り上げられました。
多くの市民や企業が影響を受けている中、陳情内容は関係委員会に付託されると発表されました。やはり、新型コロナウイルスの影響で経済活動が厳しい状況が続いている中、中小企業支援の重要性が増しています。特に、陳情者は「この応援金がないと持続可能な経営が難しい」と訴えました。
続いて一般質問では、植田好雄議員が学校給食について言及しました。学校給食は、心身の健全な発達のために重要であり、栄養バランスの取れた食事の必要性が強調されました。教育の観点から、学校給食を通じた食育の重要性が述べられ、多くの主張や質問が行なわれました。中川稔学校教育課長が、地元食材活用の取り組みや、栄養指導の重要性について答弁しました。
さらにさらに、地産地消率の現状についても質問があり、国沢精一農林水産課長が現状の32.96%と、今後40%を目指すことや、安定した供給網の構築を目指すと説明しました。
また、始業式や終業日給食の提供の要望も出されました。最終的に、学校・保護者・教育現場間での情報連携の強化が求められました。
市長の山下修氏は、全ての意見に対し真摯に耳を傾け、さらなる教育環境の改善を約束しました。リーダーシップの下、江津市がこうした議論を進め、地域の支援策といった具体的な行動につなげていけることが期待されます。