令和6年第2回江津市議会定例会が6月7日、午前10時に開会した。
議長の藤間義明氏が議事を進行し、本会議では会期が6月24日までの18日間で決定されることに異議がなかった。
続いて中村市長が執行部提出議案について説明し、この中で昨今の江津市の人口減少問題に触れ、持続可能な施策が必要であると強調した。
特に、オーガニックビレッジへの取り組みを新たに宣言し、有機農業の推進について具体的な施策を打ち出す意向を示した。加えて、令和6年度の補正予算案では、主に減額された事業費について言及。総額で7億8,000万円余りの減額を計上した。
このほか、功労者の選定や特別功労者を定めることに関する議案も議題に上った。具体的には、消防団員として顕著な貢献をした人物に対し、功労賞を授与する信任について活発な議論が行われた。
市長は、江津市の未来を見据えた施策として、地域経済の活性化と持続可能な社会の構築に向けた取り組みの重要性を訴えた。
また、補助金の配分や補正予算に関しても本議会で慎重な審議が求められた。特に、医療福祉センターの電子カルテシステム整備やエコクリーンセンターの改良工事については経費が注目されている。
最後に行われた議会運営に関する選任では、常任委員や議会運営委員が選出され、議会の円滑な運営が図られることが期待されている。今後の議会でも、市民生活の向上と地域のニーズに応じた政策が求められる。