令和元年6月14日、江津市は第1回議会定例会を開催した。
議題は多岐にわたり、重要な議案が多数提案された。
初めに、森脇悦朗議長が会議の進行を宣言した。
会期は本日から6月28日までの15日間と決定されたことが報告された。
続いて執行部からの提案が行われ、市長の山下修氏は地域の文化財「石見神楽」の日本遺産認定について報告。
この事業には地元の多くの人々が関わり、地域の名を全国に広めたことを強調した。
新庁舎建設についても言及し、
山下市長は防災拠点として市民に親しまれる施設を目指すと発表。
工事発注への準備も進んでいるという。
また、済生会江津総合病院の決算について言及。
医療体制における課題には、医師確保が不可欠であると述べた。
地域医療体制を維持するため、江津市医師会との連携法人設立を計画中であるとした。
日程には消費税法に伴う条例の整備議案もあり、
佐々木章夫総務課長が説明を行い、消費税が2%上がることにより約1,100万円の増収を予測していると説明した。
市民生活へ影響があることから、慎重な行動が求められる。
一方、交通インフラ整備も進められている。
山陰道の整備や市道の路線廃止に関する議案では、県道改良工事に伴う必要な手続きを行うことが説明された。
市民に密接に関わる一般会計補正予算案も提案された。
この補正では、歳入と歳出を合わせて約1億6,663万6,000円を追加する。
市の財政状況も踏まえ、慎重に進めることが強調されている。
以上の内容を踏まえ、今回の定例会では地域振興や医療、安全対策など多くの重要な議題が取り上げられた。
市の将来に向けた施策の実現へ向けた議論の場となった。