令和3年10月18日、江津市で臨時会が開かれた。議長の永岡静馬が進行し、議事は順調に進められた。
最初の議事では会議録署名議員として、植田好雄氏と藤田厚氏が指名された。続いて、会期は本日1日限りと決定した。
次に、「承認第13号専決処分報告について」が議題となり、財政課長の山中祐二氏が説明を行った。この報告は、8月の災害に関連する補正予算であり、歳入歳出それぞれ7816万6000円を補正し、予算総額は163億8805万3000円に増加するものであった。内容には、災害復旧費用が含まれ、市債の補正も提案された。
その後、本案に対する質疑は通告がなかったため行われず、議論なしで承認された。
続いて、「議案第54号令和3年度江津市一般会計補正予算(第9号)」が議題に上がった。山中財政課長は、コロナウイルス対応予算の必要性を説明した。歳入歳出にそれぞれ2億905万5000円を追加し、予算総額は165億9705万8000円に達する見込みだ。
予算の内訳には、新型コロナウイルスワクチン接種関連の費用や、中小企業支援のための持続化経費が含まれている。質疑は再び行われず、承認が進められた。
すべての議事が終了すると、議長は会期の終了を宣言し、会議は午後2時9分に閉会された。議長は、会議録の作成に際して一部の修正が行われることを報告し、出席者への感謝を述べた。今後の対応として、江津市の財政状況と市民生活を支える施策の重要性が再確認された。