令和4年第2回江津市議会定例会が開催され、様々な議題が取り上げられた。
特に注目されたのは、新型コロナウイルス感染症対策や治水事業に関する議論であった。市長の山下修氏は、感染状況が減少傾向にあることを報告し、昨年度のワクチン接種率についても具体的な数字を示した。特に18歳以上の3回目接種率は87.44%に達しており、65歳以上においては96%を超えていると強調した。
さらに、江津市では豪雨災害によって被災した農道や公共施設の復旧作業が継続中であるとし、特に那賀東部広域農道などは復旧にかなりの時間を要する見込みであると述べた。また、公共土木施設の復旧工事に関しても進捗状況が報告され、夏までに主要な道路の復旧を目指すとした。
また、今回の会議では江津市の教育問題も議論され、子どもたちの健康と育成に向けた施策が見直され、特に心の健康が重要視されていることが話された。公的機関や民間団体との連携が強化される中で、市はさらに支援を拡充していく方針を示した。
議長の藤間義明氏は、各議壇での質疑応答を重視しており、市民からの信頼を得るためにも透明性のある議論が欠かせないとの認識を示した。