令和4年8月3日、江津市議会において第3回臨時会が開かれ、会期が1日限りであることが確認されました。
議事の中では、会議録署名議員の指名が行われ、植田圭介議員と石橋孝義議員に決定されました。
特に注目されたのは、令和4年度の一般会計補正予算である議案第40号の議論でした。
補正予算は、コロナ禍の影響で急騰した物価への対策や地域経済を守る施策を含んでおり、総額は約6,855万円となります。財政課長の山中祐二氏は、この補正が必要となった背景について説明しました。
今回の補正内容には、学校給食への支援や商工振興費に関連した経費が含まれています。
特に、新型コロナウイルス感染症対応の臨時交付金を活用した事業は、市民にとって緊急を要する内容です。
議会では、この予算案に対する質疑も活発に行われ、多田伸治議員は新市長中村中氏の独自の施策について尋ねました。
この提案は市民からの期待も高く、市長は「小さくともキラリと光る町」を目指す意気込みを示しました。
また、地域応援券の増額についても意見が交わされ、行政として柔軟に対応する姿勢が求められます。
しかしながら、財源に関する懸念も表明され、長期的な支援策についての議論も必要とされています。
最終的に、議案第40号は賛成多数により可決されました。
この臨時会は、市としての感染症対策を展開していく上で重要な意味を持つとして、多くの関係者に注目を集めました。
今後も江津市議会における行政の動きが、地域経済にどのような影響を及ぼすかが注目されています。