令和3年1月29日に江津市で臨時会が開かれ、重要な議案が可決された。
会期は本日限りと決定され、全出席議員がこの意見に同意した。
議案第1号では、江津市のデジタル防災行政無線設備整備工事において、契約金額を2,236万8,500円増額し、総額を5億9,381万8,500円とする変更契約が了承された。
佐々木章夫総務課長の説明によると、増額は送信アンテナの変更と受信機設置数の減少によるものであるとされる。質疑では特に意見がなく、全員の賛成で可決に至った。
次に、議案第2号として新庁舎向けの文書保存に必要な物品を約5,021万5,000円で取得することが承認された。
宗近成泰建設部門参事は、必要な物品を購入する理由を説明し、移動ラックの転用率が20%に達する見込みであると述べた。ここで、反対意見を述べた多田伸治議員は、津波リスクを考慮した位置に新庁舎を建設するべきであるとの立場を表明したが、最終的には賛成多数で可決された。
議案第3号は、通信ネットワーク環境整備に関するもので、237万2,150円の増額が可決されている。
また、議案第4号では江津市の一般会計補正予算が提案され、歳入歳出それぞれ4,656万7,000円の追加が認められた。新型コロナウイルス対応に伴う地域経済支援が重要視されている。
質疑、討論が行われる中で、コロナワクチン接種体制について確認が重ねられ、医療機関との協議や、迅速な周知体制も求められた。