令和5年第2回江津市議会定例会が開会し、議題が多数挙げられた。
会期は本日から7月3日までの18日間と決定された。
議長の藤間義明氏は、出席議員たちに議事日程を通じて進行することを強調した。
特に農業委員会委員の任命と副市長の選任が焦点となった。
中村市長は副市長の藤田裕氏を再任する提案を行い、議員からは賛否が分かれる議論があった。
多田伸治議員は、藤田氏の過去の発言に関する問題提起を行い、直近の市政支配の姿勢に疑問を呈した。市長はその発言を以前のものとし、現在の副市長が不適切な発言をしていないと認識していると述べた。
一方、河野正行議員が藤田氏の経歴を称賛し、再任に対し賛成の立場を表明。結果的に、副市長の選任は賛成多数で承認された。
また、江津市議会では令和4年度の一般会計繰越明許費の報告があり、総額は6億4,124万1,321円であることが明らかになった。
新型コロナ感染症の影響を考慮し、学校給食や保育施設の給食費支援を含む補正予算案も審議された。これにより、総額159億9,560万8,000円の予算として計上されている。
そのほか、議案28号から30号にかかる条例案も取り上げられ、特に災害危険区域に関する条例は、地域住民への理解促進と行政の迅速化を図るための改正が求められている。