令和3年3月定例会が行われ、重要な議題が取り上げられた。特に、スクールカウンセラーについての議論が目を引いた。
スクールカウンセラーは、専門的な知識を持つ相談員であり、児童生徒だけでなく、保護者や教職員に対しても支援を行っている。各小中学校への派遣は、杉戸小学校では年間7日、中学校では杉戸中学校に年間40日、東中学校と広島中学校に年間20日となる。相談の頻度や内容について、学校ごとの状況は異なるが、今後の相談機会の増加を図りたいとの考えが示された。
また、来年度の行事予定についても言及があった。夏まつりや流灯まつりなどは、感染症対策を強化しながら開催する方針が示された。しかし、具体的な内容や実施方法については、今後の感染状況や最新の指針をもとに判断されるため、不透明感が残る。
根用水路の整備については、地域住民の長年の要望が受け入れられ、予算が計上されたこと自体が評価された。整備に伴う上下水治水のリスクを最小限に抑えるため、クリーン活動や環境保護に関する施策も検討されている。
議会内では、各議員から質問が相次ぎ、特に地域住民の声が反映されるよう、具体的な行動を求める意見が多く寄せられていた。今後も町の施策が効果的に展開されることが期待される。