杉戸町議会は、令和元年第4回定例会で南側整備事業や西幼稚園改築に関する議題を議論した。
議会では、南側整備事業の進行状況についての報告がなされた。課長は、計画が約20年前に策定されたが、財政状況の悪化に伴い、整備が困難になっていることを強調した。また、地域住民との合意形成が必要であるため、適切な整備を選択して進める意向を示した。
さらに、西幼稚園については、町の少子化の影響もあるため建て替えの検討が必要であると述べた。現行の幼稚園再編計画に従って、園児数が減少する中で、町立幼稚園の保育機能の維持が求められるが、複合施設の考えもあるという意見が挙がった。
このように、放課後児童クラブにおいても指定管理者制度の導入が議論されたが、当局は親や保護者との意見交換を大切にする必要があるとの認識を示した。特に、若い世代の声を反映する施策が求められる中、行政では住民の意見を尊重し、農村部の要求も踏まえる必要がある。
町道827号線の改修についても、通行量が増え、交通の円滑性や安全性が損なわれているとの声が挙がった。担当課は、詳細な交通量調査を基に、道路改修の必要性を認識しており、実施計画の立案が期待されている。
今後も住民の意見を怠ることなく、真摯に対応し、地域住民の生活環境向上に向けた努力が望まれる。特に、現地の状況把握や住民との密な連携が求められ、早期の整備が切に願われている。