令和5年12月、杉戸町議会では、町の財政と医療、教育など重要な議題について討議されました。
議案第55号の扱いでは、杉戸町議会議員の報酬に関する条例の改正が提案されました。財政が厳しい状況を踏まえ、久松祐樹議員は「町民が物価高等で生活苦しいときに自分たちの報酬を上げるのは不適切」と反対しました。
議案第56号は、町長及び副町長の給与に関するもので、これに対する反対意見も相次ぎました。久松議員は再度「町民の声を無視するべきではない」と強調し、財政の厳しさを訴えました。両議案とも賛成多数で可決される結果となりました。
議案第57号では、杉戸町職員の給与に関する条例が取り上げられ、依然として厳しい財政状況に対し、職員の給与引き上げには反対の意見が多く寄せられました。久松議員は「給与が上がるなか、町の財政的余裕は見えない」と警鐘を鳴らしました。