令和3年第4回杉戸町議会定例会が9月28日に実施された。
本会議では、議長と副議長の辞職、および新たな議長と副議長の選挙が行われた。議場では濵田章一議員が議長辞職の意向を示し、投票の結果、須田恒男議員が新議長に選出された。須田議長は自身が3度くじ引きで当選したことに触れ、今後の議会の発展を願うとした。
濵田前議長は「2年間大変お世話になり、議会運営が円滑に進んだ」と感謝の意を述べ、新議長には「さらなる議会改革を進めていただきたい」と期待を寄せた。続いて副議長の辞職も発表され、大橋芳久議員がその立場から退任した。大橋議員は経験を振り返り「良い勉強をすることができた」と述べ、今後も議会活動を続けていく意向を示した。
議長の選挙では、濵田議員と須田議員の票が並び、くじ引きで須田議員が選出された。その後、大橋議員が副議長に選出され、同じくくじ引きによって決まった。さまざまな議案について時間をかけて審議した後、町長が登壇し議会の議決に感謝の意を表す場面もあった。
最後に、各常任委員会の選任や議会運営委員会の編成も承認され、貢献した議員たちに改めて感謝が示された。定例会は午後1時17分に終了し、今後の杉戸町議会の動向が注目される。