令和元年6月7日、杉戸町議会において、町の福祉や観光資源の活用を中心に意見交換が行われた。
各議員が提出した一般質問では、特に「すぎぴょん」と「すぎたろう」など町のキャラクター活用の議論が活発であった。濵田章一議員は、町の行事や学校行事への「すぎぴょん」と「すぎたろう」の参加を提案し、町のキャラクターとしての役割をさらに広げるべきとの意見を述べた。
ご回答を担当した商工観光課長の髙橋功一氏は、すでに町内のイベントでの活用があることを強調し、今後は幼稚園や小学校行事に登場することも検討する意向を表明した。また、具体的なイベントとして、入園式や卒園式の前後に「すぎぴょん」が登場することの可能性を示唆した。
続いて、森山哲夫議員は国保税についての質問を行い、高すぎる税率に対する懸念を述べた。副町長の竹内康樹氏は、県の方針に基づく税率の見直しについて言及したが、地域住民の負担感を軽減するための具体的な施策について意見が交わされた。彼は、保険税の引き下げが求められるべきだとの見解を示し、町民の声を重視したいとする姿勢を見せた。
また、町道827号線の補修と整備についても議論が行われ、住民協働課長の伊坂泰重氏は、現状の補修作業や今後の計画について説明。町道整備に関しては時間をかけ、じっくりと進めていく必要があるとした。
最後に、巡回バスの運行についての議論もなされ、町内巡回バスの必要性が再確認された。町民の利用状況を把握することの重要性も取り上げられ、今後の施策に生かすべきだとの声が上がった。