令和5年6月14日、杉戸町議会は定例会を開催し、重要な議案が審議された。
初めに、須田恒男議長が議会の開始を宣言した。議題には税条例の改正や議会議員の請負状況の公表に関する条例が含まれていた。
特に注目されたのは、杉戸町税条例の一部を改正する議案である。この改正では、令和6年度から個人住民税均等割が森林環境税に転換される予定である。質疑において、伊藤美佐子議員がこの改正の内容を詳しく説明した。「均等割は現在と同様、5,000円で、森林環境税として納めることになります。」と述べた。
議案第2号、杉戸町議会議員の請負状況の公表に関する条例も重要な審議が行われた。平川忠良議員はこの条例の目的について、「請負状況の透明性を確保し、議会の運営を公正にするために必要です。」と説明した。いずれの議案もお手元に配付された資料に基づき、質疑・討論なしで可決された。
また、議員派遣報告も行われた。大橋芳久副議長は、杉戸町議会懇談会における報告を行い、「町民の意見を直接聞く大切な機会」と印象を述べた。町民からさまざまな意見が寄せられ、多くの対話の中で今後の方針に反映されるべきことが指摘された。
さらに、閉会中の継続調査についても確認され、全会一致で承認された。高い議員の出席率と活発な質疑が見られ、議長からの町長の挨拶では町政の発展を誓う言葉もあった。「皆様のご努力に感謝します。」と窪田裕之町長が述べた。
最後に、須田恒男議長は本会議の閉会を宣言し、議会が終了した。その後、議員たちからは今後の議会運営におけるさらなる活躍が期待される。