杉戸町議会は令和2年第4回定例会を開催し、様々な議題について議論が行われた。
マイナポイント事業に関して、町は住民に対して支援体制を整え、申込手続きのサポートを行っている。7月から専用スペースで対応を始め、68名、8月も73名の方がサポートを受けたという。
また、予防接種や健診情報を提供することができる健康情報提供サービスを導入することや、マイナンバーカードの取得促進を目指し、さらなるインセンティブの提供を検討する必要があると議員は指摘した。家計や地域間の利便性を高めるため、マイナンバーカード活用のサービスを拡充することが重要であると考えられる。
次に、杉戸みちのこ保育園入り口交差点に関して、安全対策が議論された。交差点には多くの車両や歩行者が通行しており、危険性が認識されている。町は看板の設置や交通安全対策を行っているが、議員からは横断歩道の設置や信号機の設置についても要望があり、引き続き警察と協議する方針が示された。
さらに、新型コロナウイルス対策についても詳しく議論された。公共施設の手洗い場についてはセンサー式蛇口への改修が推奨され、特に高齢者や子どもを対象とした支援の強化が急務とされている。また、フレイル予防のために高齢者支援商品券の配布など実施されているが、その効果や独自の取組みがますます求められていることが強調された。
町長は、町民の参加を促し、夢を持つまちづくりを進める意義を述べた。評価されるためにも実行にあたって根気強く取り組むことが必要だとの認識が示された。