令和5年3月7日、坂戸市にて市政一般質問が行われた。
議題には教育行政や小・中学校の樹木管理が含まれており、議員らは教育長の方針を問いただした。18番の小澤弘議員は、太田正久教育長に教育方針を促した。太田教育長は、将来予測が難しい現代において、個人と社会全体の幸せを追求することが教育の役割であると強調した。
また、小澤議員は、小・中学校の樹木が劣化していることを指摘し、環境改善に努めるよう求めた。宮﨑勝教育部長は、樹木の管理方法に関する説明を行い、教育環境を充実させる必要性を述べた。教育部長はさらに、樹木剪定の基準を定め、安全性を確保した維持管理を行っていると答えた。
また議会では、公共施設の環境整備についても討議された。鈴木友之議員は、特に屋内運動場へのエアコン設置について質問した。市の関口万須美総務部長は、エアコン設置が重要であるが、多額の費用が必要と説明し、災害時における避難所の機能を考慮した上での施策を検討していくと述べた。
森田文明議員は水害対策についても質問。入間川流域緊急治水対策プロジェクトの進捗状況を確認し、市の取り組みと今後の方針について市は連携を強化する考えを示した。さらに、災害時における情報伝達体制についての改善が求められた。
藤野登議長は、議会の進行を適切に行い、市民への情報提供の重要性を再確認した。議論は今後ますます重要な課題となるだろう。