令和3年9月、宮代町議会定例会では、新型コロナウイルスワクチン接種や避難所対策の準備が進められている中、町としての働きかけが強調された。
特にワクチン接種について、健康介護課長は、8月末現在において着実に接種が進んでいることを説明した。65歳以上の接種率は87.3%であり、12歳から64歳までの接種率は60.6%に達している。この進捗は高齢者の接種が進む中で、子どもたちおよび若い世代にも重要であると指摘がなされた。体制が整う中、早急に未接種者への接種を促進したい旨が語られた。
次に、避難所の混雑状況の可視化システムについては、町内でも導入を検討していると付け加えた。リアルタイムで避難所の混雑状況を把握できる情報提供が進むことで、混雑を緩和し、感染拡大防止に寄与するとの期待が示された。
また、福祉避難所に関するガイドラインの改正が行われ、一般避難所と同時に福祉避難所を開設することを求める観点から、町では早期に福祉避難所の設置を進める計画について言及した。
この会議では通学路の改善についても話題が上がり、安全確保についての意見が交わされた。特に、通学路における交通安全対策が急務であり、地域や保護者の意見が重要視される。