令和6年第1回宮代町議会定例会において様々な議案が上程され、可決された。
本会議では特に「宮代町管理不全空家等の適正管理に関する条例」についての議論が注目を集めた。現在約100件の管理不全空家が存在し、近隣住民への影響が懸念されている。塚村香織議員が質疑を行い、「所在不明の空き家調査の手順について質問した。」と述べた。これに対し環境資源課長の大場崇明氏は、「調査を通じて所有者の確認を行い、必要に応じた措置を取る」と答えた。
また、災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正についても審議された。災害時の迅速な対応が求められる中、町長の新井康之氏は「適切な支援を行い、住民の安全を確保していきたい」と述べた。
その他にも、宮代町地域密着型サービスの基準に関する改正や、介護保険の条例改正についても説明があり、様々な対策が進行中であることが報告された。特に介護保険料については、受益者の負担が増えることが懸念されている。
それに対し、福祉課長の鈴木淳史氏は、「必要な予算確保のため、状況を見ながら適切な措置を講じる」と説明した。