今後の洪水や新型コロナウイルスに対する備えが求められている。
宮代町では洪水ハザードマップを作成し、全世帯に配布した。基礎的な情報は提供されるが、実際に住民がどう活用するかが課題だ。町民生活課では、地域の自主防災会と連携し、ハザードマップを活用した図上訓練や情報共有を進めている。
特に高齢者や障がい者、妊婦、幼児などの要援護者への配慮が不可欠である。市民には自主避難の判断が求められるため、町は消防団やボランティアとの連携を強化し、訓練をより充実させる必要がある。さらに、地域住民組織との日常的な連携が防災対策には重要である。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことにより、医療体制に変化がもたらされる。ワクチン接種の春と秋の計画が進行中で、5月21日までに約27%が接種を完了した。これに伴い、医療機関での診察体制にも変化があるが、六花では感染疑いの患者を受け入れる準備も整えている。
町では長期的な対策を講じており、エアコンの設置についても検討が進められている。しかし予算に関する具体的な検討はまだ行われていない。多額の費用が必要となるため、来年度予算に向けて、速やかに取り掛かることが町民に対する責任である。
また、男女平等を考慮したパートナーシップ制度の設置は、宮代町だけでも重要な意味を持つ。町の施策として生理用品の配布など、精力的な取り組みが進められており、全体的に住民への支援が必要とされている。
最後に、都市計画道路の整備については、多くの課題とともに町の財政も影響を受けている中、広域道路としての啓発が進められている。