令和3年3月3日、宮代町議会が開催された。
本会議では、午前10時に開会され、会議録署名議員の指名から始まった。
この日の議題には、新型コロナウイルスワクチン接種に関する一連の補正予算が含まれ、特に目を引くのは、専決処分を求める議案や令和2年度宮代町一般会計補正予算(第7号)に関する内容だった。
新型コロナウイルスワクチン接種事業に関連した経費は、約1億9,476万円が計上された。
地域の健康を守る観点から、議会はすぐにその承認を可決。
丸藤栄一議員が、ワクチン接種の体制について質問を行い、特に、予約時における接種会場の選択やキャンセルについての不安を表明した。これに対して、健康介護課長の小島修氏は、予約システムにおいて柔軟な対応が可能であることを強調した。
また、医療廃棄物の処理に関しては、特殊な業者への委託が予定されており、町は適切な管理体制を整える方針を示した。採決の結果、総じてグループ接種と個別接種の円滑な実施に向けた姿勢が支援された。
丸山妙子議員も意見を述べ、特に個別接種の開始が重要であるとの考えを示し、医師会との連携を重視している点が印象的であった。