令和2年第2回宮代町議会定例会が5月28日に開会した。
本会期は新型コロナウイルスの影響を考慮し、必要な対策が取られ、軽装での議会運営が行われる。議長の田島正徳氏は、本定例会への出席に対し議員へ感謝の意を表し、新型コロナウイルスに関する報告を行った。
行政報告では、町長・新井康之氏が新型コロナウイルス対策として町民への支援を強化することを表明した。特に、子育て世帯への一時的な特別給付金の支給については、児童1人当たり1万円を上乗せ支給することが決定され、約3700人の家庭が対象となる見込みである。給付金は6月末に支給する予定という。
また、一般会計に対して353億6357万円の補正予算が提案され、特に新型コロナウイルスの経済的影響を受けた事業者支援に重点が置かれている。山下秋夫議員は、この給付金が町民の生活を支える重要な施策であると強調した。
さらに、議案の中には専決処分の承認を求める内容も含まれ、町長が議会へ緊急時対応の必要性を訴えるシーンも見受けられた。
新型コロナウイルスの影響を踏まえ、町の運営に関する様々な議案が議じられ、全体的に住民の生活をいかに守るかに焦点が当てられている。議会では、今後も必要な法改正や条例制定に積極的に取り組むことが求められている。