令和元年第3回宮代町議会定例会では、様々な重要案件が審議された。特に、令和元年度宮代町一般会計補正予算(第4号)や国民健康保険特別会計補正予算等が重要なテーマとして取り上げられている。
議案第71号の質疑では、給食費の負担について議論が交わされた。丸藤栄一議員は、幼児教育無償化の影響で副食材料費が実費徴収となることへの懸念を示した。彼は生活保護世帯や年収360万円以下の世帯への影響を示し、具体的な情報を求めた。子育て支援課長の小暮正代氏は、これらの世帯がどのように影響を受けるかについて詳細なデータを提供した。
また、議案第72号では国民健康保険特別会計の補正予算を審議し、公開すべき情報の透明性が求められた。高橋暁尋住民課長は、納付金の減額理由や還付内容について詳細を説明した。
さらに、議案第80号では副町長の選任について同意が求められた。この際、新副町長の任期が4年間であること、また報酬が満額になることが確認され、町長の新井康之氏は副町長の選任理由を述べた。彼は、次世代のリーダー育成と職員の人材育成が重要であると強調した。
意見書で高齢者の安全運転支援と移動手段の確保が求められる中、議員たちは「地域における移動手段の確保」の重要性を再確認した。高齢者が安心して生活するための施策が進められることを期待する意見が目立った。
最後に、宮代町町民の歯と口腔の健康を推進する条例についても賛成が集まった。町民が健康を享受するためには、こうした事業が不可欠であるとの認識が強まった。今後の定例会での具体的な動きが期待される。