令和4年度の宮代町議会では、議員から多様なテーマについての質問が行われた。
特に目を引いたのは、「山崎山トラスト祭」についての報告である。参加者は153名でしたが、スタッフや見学者を除いた人数である。内容は自然観察、クラフト体験、ツリークライミング、ドラム缶のピザが含まれており、多くの地域住民に自然環境への理解を促す機会となった。
次に、「高齢者のペット問題」に関する質問があった。環境資源課は、高齢化に伴いペット飼育者が増加している一方で、急な入院や飼い主の死亡の場合にペットが取り残されるケースがあることを指摘した。現在、犬の登録数は1,661頭で、飼い主の60代以上の割合を正確には把握できていないとした。
また、「日本工業大学のサイエンスプロジェクト」についても進展が報告された。中学校と連携し、理科の授業をサポートするため、大学の設備や教授陣を活用する試みが進められている。しかし、授業には3月に行う予定の内容が含まれるため、現時点では詳細はまだ決まっていないようである。
加えて、「地域のオリジナルパーク」に関する質問もなされ、町では地域のニーズに応じた公園整備を進めることが課題となっている。特に、既存の公園を再整備し、住民とともに愛される場を目指すとの方針が示されたものの、新たな公園整備には予算的な制約があることも伺えた。
最後に「安全なエスカレーターの利用」についての条例が施行され、町ではこの意識を高めるための活動を行っているという。特に東武鉄道との連携も考えており、今後の取り組みに目が離せない。