令和3年3月の第一回宮代町議会定例会で、町民から寄せられた様々な質問が行われ、特にコロナ禍における相談業務と新しい村周辺の整備問題が議論される。
申し上げると、コロナウイルス感染症の影響で、各町民から相談件数が特に多くなっている状況が浮き彫りになった。丸山妙子議員は
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「コロナ前と比較して、町民からの相談件数及び内容について伺う」、具体的な課題を挙げて質問した。
副町長の渋谷龍弘氏からは、コロナ禍の相談件数には多様な要望が寄せられているとの情報が提供された。特に、DVや生活困窮に関する相談が増加傾向にあり、基礎疾患を持つ町民への配慮が必要と強調した。相談の質を向上させるため、各課は情報の共有と連携を図っている。
次に、新しい村周辺の整備について、小河原正議員が「新しい村ができて20年、老朽化した施設の修繕や適正な管理についての住民の要望がある」と訴えた。これに対して、経営者の井上正己課長は、一定の修繕計画があるとしたが、「実施状況や進展が遅れ」の懸念を示した。
また、久喜宮代清掃センターの跡地利用についても話題に上り、町民生活課長の齋藤和浩氏は「今後、久喜市や衛生組合と協議し、跡地利用について決定していく」との見解を述べた。地域住民からの意見を受けて、跡地の公園化を望む声があり、柔軟な対応が求められる。
このように、議会では町民からの意見を受けたさまざまな課題が議論され、特にコロナ禍における相談の重要性が強調されることで、具体的かつ迅速な情報提供と町民への支援の重要性が叫ばれる。今後の町の対応が注目される。