令和4年6月三郷市議会定例会が開催され、様々な議案と報告が提出された。
議会は5月30日に開会し、会期は6月10日までの12日間と決まった。また、会議では報告書が多数提出され、特に財務部長の平川俊之氏による報告が注目された。平川氏は、議案第31号から第41号までの提案理由を詳細に説明し、議案の重要性を強調した。
特に議案第31号から第33号までの専決処分の承認を求める内容は、地方税法の改正に伴い、税務条例の整備に向けたものであった。平川氏によると、「法人市民税や固定資産税の引き下げを目的としており、商業地の課税標準額を令和4年度に限り2.5%の上昇に抑えることを proposedしています」と述べた。
さらに、議案第34号については、工事請負契約の変更が提案された。この契約には、三郷市多世代交流複合施設新築工事が含まれ、公共工事費の変動を反映する形で、契約金額を変更する必要があると平川氏は説明した。「変更契約は、公共工事設計労務単価等の上昇に関連するものである」とし、議案の承認を求めた。
また、議案第41号では固定資産評価員の選任が提案され、木津雅晟市長がその理由を述べた。新たに選任される篠田由美氏については、財務部資産税課長としての信頼性が確認された。
会議では議長による表彰状及び感謝状の授与も行われた。菊名裕議員が、地域貢献における功績で表彰を受け、他の議員との共感を得る場面もあった。これに関連して、武居弘治議長は、「地方自治に貢献された皆様の努力に感謝します」とコメントした。
6月1日には議案質疑が行われ、さらなる審議が続く見込みである。議会の透明性を高めるため、参加者からも活発な意見が交わされた。議案に関する意見交換は重要なプロセスであり、今後の議論が注目されている。