令和4年3月15日、三郷市議会は定例会を開催し、24名の議員と市長などが出席した。議会では合計27の議案に対する審議が行われ、全ての議案が原案通り可決された。
まず、議案第4号から第19号までの委員会審査報告が行われ、建設水道常任委員長の柳瀬勝彦議員は、三郷市道路線の廃止や変更、認定についての報告を行い、全て原案を可決すべきものとする結論に至った。
次に、議案第7号では市長及び副市長の給与に関する条例改正が重要視され、鈴木深太郎議員は通勤手当の追加支給について問うなど、質疑が活発に行われた。その後、全ての議案が賛成多数で可決された。
特に、議案第14号の三郷市国民健康保険税条例、一部改正に関しては、議員からの質疑が多数寄せられ、制度の改善が期待されるとの見解も示された。市民からは、この改正が実際の負担減につながることが求められている。
さらに、議案第22号から議案第27号までの一般会計予算の審議も行われ、議案第22号に関しては、前年に引き続き採決の結果、賛成多数で可決となった。これにより令和4年度の予算額は552億円になる見込みで、さまざまな事業が進められる。特に、希望の郷交流センターの設置が期待されている。
また、地域コミュニティの強化に向けた施策や、防災活動の充実が求められ、多岐にわたる市議の意見が聞かれた。議長の武居弘治議員は、地域の結束が災害時の対応に不可欠であると強調し、今後も市民の安全と安心な暮らしを保障するための施策を進めることが重要であることを訴えた。
議会の終始、出席した議員たちの熱心な審議姿勢が見られ、三郷市のさらなる発展に向けた強い決意が感じられるものであった。