令和5年12月5日、三郷市議会は定例会を開催した。
本日は、議案第75号から議案第91号及び請願第3号に関する審査報告が行われ、各議案の委員長報告に基づいて質疑や討論、採決が実施された。
まず、議案第75号から第78号まで、総務常任委員長の渡邉雅人議員による報告が行われた。報告では、議案第75号の交通事故に係る損害賠償額の決定について、184万8,568円が算定され、今後の事故防止策が示された。
続いて、建設水道常任委員長の佐々木修議員が議案第76号及び第77号の報告を行った。議案第76号の道路線廃止については、閉鎖された市道に関する経緯が説明された。この議案も原案通り可決。
文教経済常任委員長の佐藤裕之議員からは議案第78号の報告があり、指定管理者の指定を提案した。地域活性化を目指し、市民との協働を強調し、原案が賛成多数で可決された。
次に、議案第79号から第88号まで、再び渡邉雅人議員が総務常任委員長としての報告を行った。議案第79号の行政組織条例改正については質疑が行われ、賛成意見が多く集まった。
また、議案第80号では個人情報保護の観点から賛否が分かれ、深川智加議員が反対討論を行う場面も見受けられた。情報セキュリティの重要性が強調される一方、最終的には原案通り可決。
さらに、議案第81号では職員給与規定が改定され、賛成多数で可決された。市長及び副市長の給与についても同様の流れで改定され、討論では市民の理解を得られるか否かが問われたが、結果は賛成多数で原案が可決。
次に、健康福祉常任委員長の鳴海和美議員による議案第87号及び第88号の報告が行われ、両議案ともに原案可決となった。
最終的に請願第3号が飛び出し、健康保険証の存続を求める意見書の提出が提案された。賛成意見もあれば反対意見もあり、最終的には不採択となった。議会は議題を全て終了し、散会となった。