令和3年12月三郷市議会定例会が29日に開会した。
議会では報告や議案が上程され、様々な問題について審議が行われる予定だ。
この定例会では、まずは報告第40号から第43号までの報告があり、次に議案第69号から第74号の上程が行われる。特に、指定管理者の指定についての議案には注目が集まっている。
市民経済部長の小暮 勲氏が議案第69号について説明し、指定管理者として日比谷花壇を選定し、2024年度から5年間の管理を依頼したい考えを示した。これは市の公認施設の効率的な運営に寄与すると期待されている。
また、議案第70号では職員の服務に関する条例の改正が提案され、行政環境の変化に配慮し、宣誓の実施方法を見直すと説明された。これにより、職員の意識が一層高まることが期待されている。
このほか、長期優良住宅に関連する手数料徴収条例や地域型保育事業の基準改正に関する議案も挙げられた。これらの議案は、持続可能な街づくりと子育て支援を目指すために必要とされている。
議案第75号から77号にかけては、令和3年度三郷市一般会計補正予算の説明が行われ、特に新型コロナウイルスワクチン接種に関する経費が含まれているとされ、今後の対策が問われる。
さらに、特別給付金に関する議案第79号も上程され、国からの補助金を活用し、子育て世帯への給付金を支給することが検討されている。これは約1万8,300名の児童を対象としており、子育て支援における重要な取り組みである。
定例会は12月10日までの12日間行われる予定であり、今後も多くの議論が交わされる見込みだ。議会では、市民の声を反映した施策が進められるよう、多くの議員が真摯に取り組む姿勢を見せている。