令和3年12月10日に三郷市議会定例会が開会され、重要な議題が取り上げられた。
まず、市政に対する一般質問が行われた。これには佐々木修議員が登壇し、情報発信、共創実現、安全対策について質問を行った。特に、情報発信の重要性が強調された。佐々木議員は、「災害の際には迅速かつ正確な情報発信が求められる」と述べ、多くの市民が求める公式な情報の発信が必要だと訴えた。
続いて、議案第80号の上程が行われた。平川俊之財務部長は、令和3年度三郷市一般会計補正予算について説明を行った。この補正予算は、コロナウイルス対応に関連する申入れに基づいたもので、総額579億円にも上る内容であることが報告された。
特に、飲食補助クーポン券事業が取り上げられ、今後12歳から15歳のワクチン接種対象者にも配布されることが説明された。これにより市民に直接的な支援が提供される見込みである。議長は、これに対する質疑が無いことを確認し、討論へと進む。
討論では全議員が賛成の意思を示し、議案第80号は原案可決となった。この結果、三郷市は新型コロナウイルスに対する更なる支援を進めることとなる。
最後に、木津雅晟市長が議会への感謝を述べ、新型コロナウイルス対策や市の魅力発信におけるさらなる努力を強調した。市長は年の瀬を迎える中、健康を気遣いながら、市民とともに新年度を迎えられるよう願いを示した。