令和6年3月三郷市議会定例会が開催された。
主な議題には、令和6年度一般会計当初予算および国民健康保険特別会計予算が含まれる。
木津雅晟市長は、市政運営の基本的な考え方と施策の概要を説明した。
一般会計当初予算は、580億5,000万円で、前年度比3.5%、19億5,000万円の増額である。
市長は、「持続可能な拠点の形成」、
「多様性のある地域の確立」、
「質の高い教育と子育て支援の強化」といった三つのテーマを掲げた。
会期中には、一般会計予算に関する質疑が行われ、委員会付託や一部採決についても決定された。
また、報告第1号から報告第5号までの議案が提出されている。
市民生活部長の小暮勲氏は、「新型コロナウイルス感染症対応の経済支援策により、低所得世帯への補助が充実する。
さらに、母子健康教育事業を通じての支援も強化される」と強調した。
また、三郷市犯罪被害者等支援条例の提案についても議論がなされた。
市民生活部長は、犯罪被害者支援の基本理念や市の責務を定めることで、
犯罪被害者の権利保護を強化すると述べた。
さらに、犯罪被害者の支援窓口の設置や見舞金の支給についても言及された。
議案第8号には、特定教育・保育施設の運営基準の改定と子ども医療費支給の受給資格に関する条例も含まれている。
市長は、特に教育や子育て支援に取り組む姿勢を見せ、「教育現場との連携を強化し子どもたちを支援する」との意向を表明した。
全体として、今回は予算編成に加え、法改正に伴う諸々の条例改正も議題となり、
地方自治体の活動に関する重要な議論が繰り広げられた。
152年度からの市のさらなる発展が期待される。
この会期は2月26日から始まり、3月15日までの19日間である。