令和4年3月の三郷市議会定例会が開催され、議案の上程や報告が行われた。
議案第22号から議案第27号までの説明がなされた。議案第22号は、令和4年度三郷市一般会計予算の歳出の内容を中心に、福祉部の妹尾安浩福祉部長が詳細を報告した。特に、福祉関連の予算が地域における支援事業としての重要性を示すもので、地域の福祉向上に寄与する内容となっていることが強調された。
次に、議案第23号の国民健康保険特別会計予算について、益子敏幸スポーツ健康部長が説明した。歳入歳出予算の総額を135億3,718万3,000円とする内容で、被保険者数の減少を反映して前年度比での減少が見込まれている。
さらに、議案第24号、介護保険特別会計予算に対する説明も行われた。こちらは105億4,786万3,000円とされ、対前年度比での増加が報告された。これもまた市民からの信頼を得るための重要な施策であるとされている。
また議案第25号に関しては、後期高齢者医療特別会計予算についての説明が行われ、19億8,919万8,000円の予算が計上された。こちらも被保険者数の増加を受けて予算を増加させた背景が語られた。
続いて、議案第26号、上水道事業特別会計予算に関する説明が行われ、都市の基盤づくりのため、配水管整備や浄水施設の整備等が計画されていることが述べられた。
最後に議案第27号、公共下水道事業特別会計予算に対する説明もあり、その財源や具体的な整備計画について詳細に報告された。これにより、都市のインフラに関連する事業が重要視されていることが明らかになった。
議長である武居弘治議員は、会議の最後に全議案の処理を確認し、今後の審議に向けて付託されることを告げ、会議は散会となった。これにより、三郷市の発展に関わる重要な施策についての議論が一層進展することが期待される。