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三郷市議会、全議案可決で新型コロナ対応も確実に推進

三郷市議会が令和2年9月定例会を開催し、全議案が可決。新型コロナ対策の施策も進行中。
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令和2年9月14日、三郷市議会が開催され、さまざまな議案に関する審議が行われた。

本会議ではまず、議案第57号から議案第63号に関する委員会審査報告が行われた。建設水道常任委員長の加藤英泉議員からの報告では、特に議案第57号の三郷市道路線の変更に関する質疑が注目された。質疑に対し、開発行為による道路の付け替えを最小限に抑えるため、過去の付け替えの実績についても言及され、昨年度の事例などで説明が行われた。結果、全議案は委員会の原案可決が確認された。

続いて、議案第64号から議案第68号にかけての報告が行われ、ここでは市民福祉及び教育関連の補正予算案が審議された。特に議案第64号の令和2年度三郷市一般会計補正予算については、市民福祉常任委員会の工藤智加子議員による報告があり、補助事業に対する詳細な質疑が寄せられた。その結果、補正予算も全て原案通りに可決された。

次に、議案第69号から議案第74号の報告が行われた。この中で重要視されたのは、令和元年度の歳入歳出決算に係る議案である。個人市民税の増加が報告され、これは人口増加と企業誘致の進展によるものであるとのことが述べられた。特に深川智加議員は、税収増による期待感を示しつつも、消費不況に対する注意喚起を行った。

最後に、日程の追加として議案第77号の補正予算が上程され、新型コロナウイルス対策に関する事業者支援やインフルエンザ予防接種にかかる助成について話し合われた。市民経済部長の説明では、新たに設けられる助成制度により、感染症予防が強化される旨が強調され、結果として原案は全員賛成で可決された。

議会は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中での市民福祉や産業支援の重要性を再認識しながら、一連の議案について審議を行った。多くの施策が原案の通り可決され、三郷市の財政運営や政策に関する透明性・効率性がさらに高まることが期待される。

議会開催日
議会名令和2年9月三郷市議会定例会
議事録
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