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三郷市議会、コロナ対策と高齢者免許返納を議論

三郷市議会定例会で柳瀬勝彦議員が新型コロナ対策や高齢者の運転免許返納について質問。ワクチン接種やPTA支援も取り上げられた。
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令和3年12月9日に開催された三郷市議会定例会では、柳瀬勝彦議員が新型コロナウイルスの対策やインフルエンザワクチン接種、さらに高齢者の運転免許返納に関して一般質問を行った。

まず、柳瀬議員は新型コロナウイルス対応について言及。三郷市内の感染者数は8月730名を超え、9月350名を超えたが、10月以降は減少傾向を示していると報告。健康問題として、インフルエンザの流行を考慮した新型コロナウイルス感染症対策についても質問した。

具体的には、インフルエンザワクチン供給の遅れと昨年よりも減少すると予測されるワクチン量が問題視された。スポーツ健康部長の益子敏幸氏は、市内でのワクチン接種助成や、接種希望者の数に対するワクチン予約の難しさについて説明した。さらに、感染症とインフルエンザ両方の診療が可能な医療機関の紹介や、発熱外来の情報提供についても触れた。

次に、PTA問題に関して、コロナ禍の影響で養護的支援が必要な家庭への支えが求められていると訴えた。学校教育部長の魚躬隆夫氏は、オンライン授業の活用を提案し、PTA活動の効率化を呼びかけた。

また、児童問題として、虐待の実態や児童養護施設に入所する子どもたちの状況についても触れられた。児童未来部長である大石京子氏は、児童相談所との連携や、見守る事業の強化策を講じているとし、具体的な取り組みについて回答した。

高齢者の運転免許返納についても質問があり、三郷市ではシルバー・サポーター制度といった支援策が存在することが共有された。県内の返納者数が少ない中、高齢者の移動支援策の必要性が強調され、公共交通活性化協議会を通じた取り組みの進展についても期待が寄せられた。

議会開催日
議会名令和3年12月三郷市議会定例会
議事録
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