令和3年9月三郷市議会定例会は、三郷市長の木津雅晟氏によって招集された。
この定例会は、令和3年8月30日から9月17日までの19日間にわたって行われる。
議会は、報告第17号から報告第39号までの報告書が提出された。これには令和2年度の一般会計決算報告が含まれている。
市長の木津雅晟氏は、主要施策の成果を報告した。
その中で、まちづくりの進展を伝え、新型コロナウイルス対策にも全力で取り組んでいることを強調した。
特に、地域経済の維持や市民生活の保護が重要な課題として挙げられ、具体的な施策も紹介された。
今回の議案には、工事の請負契約に関する議案第47号が含まれており、(仮称)三郷市多世代交流複合施設の建設について市民経済部長の小暮勲氏から説明があった。
契約金額は9億2180万円で、履行期限は令和5年1月31日までとされている。
また、三郷市の個人情報保護条例及び三郷市個人番号に関する条例の改正案が議案第48号として上程された。
総務部長の島村徹氏は、デジタル社会の形成を目指す改正の必要性を説明した。
さらに議案第49号において、消防職員の定数を現行の165人から175人へと引き上げる改正案が提案された。
これは急病者の増加に対応し、消防体制を強化することを目的としているとされている。
福祉部長の妹尾安浩氏からは、子育て支援活動や新型コロナウイルス対応についても説明があり、特別定額給付金に関連する事業が報告された。
本会議では、報告書及び上程された議案が順次審議され、各部長から詳細な説明が行われることであろう。
さらには、会議の期間中には質疑応答が行われ、議員らが提案された施策について意見を述べることが期待される。
全体として、議会は市民生活に寄与するための施策について積極的に取り組む姿勢を見せている。