令和3年3月5日、三郷市議会において定例会が開催された。
議題には、令和3年度の一般会計や特別会計予算が取り上げられ、担当部長が質疑に応じた。
特に、令和3年度の一般会計予算においては、各議員からの質疑が多数集まり、重要な問題が多岐にわたり討議された。
深川智加議員は、国民健康保険税の改正を巡り詳しく質疑し、森里美スポーツ健康部長は、その影響を明らかにした。具体的には、賦課限度額改正によって約2,200万円の影響が予想されており、影響を受ける世帯数はおよそ450世帯に達する見込みであると述べた。
また、介護保険条例の改正に関しては、佐藤智仁議員から大幅な保険料引き上げについての懸念が示された。妹尾安浩福祉部長は、改正により新たに約3億7,600万円の増加が見込まれ、さらに各段階ごとの保険料付きの情報も開示した。
加えて、まちづくり推進部長の松本義博氏は、新設される地域拠点の計画に関し、敷地面積が約1万2,000平方メートルに及ぶとし、市南部地域の防災力強化を目指す方針が示された。特に、住民の意見を重視した施設整備が進められることが強調された。
さらに、木津雅晟市長からは、予算執行について透明性を保ちながら市民サービスを向上させる意欲が表明された。議会での継続的な議論を通じて、予算の効果的な運用に向けた意義が確認され、各委員会への付託が決定された。