令和4年9月2日、三郷市議会の定例会が開催され、さまざまな議案についての質疑が行われた。
出席した議員は24名に達し、議会は成立した。議長の武居弘治議員が会議を開き、本日の議事日程について報告した後、議案第43号から議案第48号までが質疑に入り、特に議案第43号では公園内での事故に関する損害賠償額の決定が重要なテーマとされた。工藤智加子議員は、損害賠償額が約143万円となった根拠を求めたのに対し、松本義博まちづくり推進部長は、明細に基づく説明を行った。さらに、事故後の安全対策についても詳細に報告した。
また、議案第44号では、空調設備改修工事に関する契約締結について質疑があり、深川智加議員が改修理由や落札業者の実績について質問。平川俊之財務部長が応答し、工事の重要性を強調した。同様に、特筆すべきは議案第62号、新型コロナウイルスワクチン接種に関する補正予算に関しての質問で、宇治由紀子議員が費用の内訳と新型ワクチンの安全性について質疑を持ちかけた。益子敏幸スポーツ健康部長は、対象者や接種事業の安全性を確保するための取り組みについて詳細な説明を行った。特に新型ワクチンの導入に向けた準備が進められていることが強調された。これに伴い、情報提供の充実や市民への説明資料についても話し合われた。
さらには、議案第54号、令和3年度の一般会計決算認定に関して、具体的な歳入・歳出について質疑が展開がされた。佐藤智仁議員は、市民税についての絡む質問を行い、国からの交付金や進行中の施策についての詳細な説明が求められた。本会議ではその情報をもとに市財政の透明化と効率的運営を目指して質疑が重ねられていることが確認された。
最後に、議案第60号及び議案第61号では人事案件が考慮される中、全会一致の同意が得られ、会議は無事に散会となった。議論は多岐にわたって行われ、質疑を通じて市民生活や安全を守るための努力の重要性が再確認された。