令和元年12月13日、深谷市議会第3回定例会が開催され、さまざまな議題に関して報告および採決が行われた。
開会早々に、専決処分に関する報告第4号、5号が説明され、議案51号及び52号も取り上げられた。その中で、特に注目を集めたのは、深谷市行政組織条例の一部を改正する条例の審議だ。これに関して、柴崎重雄総務委員会委員長は、職務権限の明確化を図った上で新部門設置の必要性を説明した。
さらに、報告第5号に関する質疑が続き、茂木一郎福祉文教委員会委員長は、災害弔慰金に関する条例改正についての報告を行い、原案通り可決すべきと述べた。
議案第54号では、深谷市国民健康保険税条例の改正が採決され、一般財源の引き上げが影響を与える世帯の割合は1.8%となると報告され、議会はその内容を認めることとなった。
また、議会では、埼玉県都市競艇組合議会の議員選挙も実施され、15番清水健一議員が議員に当選する結果となった。これによりご現任者が議会運営に関与する重要な役割を果たすこととなる。
最後に、議員提出議案として、「スマート農業の実現による競争力強化」に関する意見書が上程され、効率化の必要性や新技術の現場実装について議論が活発に行われた。また、豚コレラ対策を求める意見書も提出され、政府に迅速な対応を促すことで一致した。
この日は、深谷市の未来に向けての重要な決定が行われた記録として、議事録に残された。