令和5年9月6日、深谷市議会第3回定例会が行われ、様々な議題が上がった。
最初に、決算特別委員会の正副委員長の互選結果が報告された。本会議では、議案に対する質疑が主なテーマとなり、特に補正予算案が多くの議員によって注目された。
鈴木三男議員は、「報告第6号の補正予算書に計上されたマイナポイント事業費補助金について、経費の詳細を尋ねた。」と述べた。回答を求められた三浦聖樹産業振興部長は、「この事業では国からの補助があり、1,370万2,000円が計上されているが、実際には92%の補助率が適用される」と強調した。さらに、この補助金は利用者によるネギーの発行額に基づいていることも説明された。
他の議案でも同様に、議員たちの質問に対し、各部長が詳細に答え、特に学童保育の指定管理者に関する質疑が多くみられた。今井議員は、「学童保育室の指定管理の選定理由を確認したい」と質問。小林利夫こども未来部長は、「選定基準は厳格に設定されており、管理業務基準書に基づいて職員配置や質的向上が図られている」と述べた。
また、議案第59号の補正予算案においては、高齢者向け地域通貨ネギーの支給に関する説明もあった。清水良保福祉健康部長は、「65歳以上の高齢者には一律5,000円のネギーを支給する」と言及し、対象者は約4万4,200人になると発表した。ネギーカードは、カードとして提供され、使用期限も設けられることとなった。
最後に、議会では次回の日程が報告され、議案は各常任委員会に付託されることが確認された。議長の宣告により本日は散会となった。