令和元年9月5日、深谷市議会の第2回定例会が行われ、重要な報告と議案について審議された。
まず、決算特別委員会の正副委員長互選の結果が発表され、委員長には「馬場 茂議員」が、副委員長には「五間くみ子議員」が選出されることが決定した。
次に、報告第3号が議題となり、専決処分の承認を求める議案について質疑が行われたが、特に異論はなく、質疑は終了した。続いて、議案第33号では、印鑑条例の改正が提案され、鈴木三男議員から住民基本台帳法施行令の改正に基づくその内容について質問があり、田村千秋市民生活部長が詳細に説明を行った。施行令が女性活躍推進の観点から旧氏を使用しやすくするための改正であり、印鑑証明にも影響を及ぼす内容であることが確認された。
議案第34号では、教育・保育施設に関する基準の改正についての審議があり、新堀浩一こども未来部長が、内閣府令に伴う改正の理由を説明した。また、鈴木三男議員から給食費の滞納に関する問題提起があり、保育施設の経済的な側面が浮き彫りとなった。
さらに、議案第35号での消防団条例改正については、若干の質疑があり、田中章消防長が成年後見人制度に関連する変更の必要性について詳細を述べた。この改正は、消防団の人員確保と適正化を目指すもので、今後の活動に影響を与える可能性が示唆された。
最後に、令和元年度の一般会計補正予算について議論が行われ、「新堀こども未来部長」が無償化の影響額について具体的な数字を提示した。公立と私立の保育園に対する変更が、財政に与える影響の分析が重要視されるなか、質疑応答が続いた。
本定例会では、これらの議案に加え、次回日程として市政一般に対する質問を含む本会議が報告され、本日の日程はすべて終了した。