令和5年深谷市議会第1回定例会が開会した。
この定例会は、令和5年2月22日に始まり、約1ヶ月にわたる日程で構成されている。
出席議員は24名で、全員が出席した。
会期は2月22日から3月17日までの24日間に設定された。
市長、小島進氏は、開会にあたり今年度の施政方針と予算案の説明を行い、国際的な情勢や景気動向を踏まえた計画を示すことが重要だと指摘した。特に、経済の不透明感が高まっている中で、地域の経済を活性化するための施策が急がれると強調した。
議会運営委員会の清水議長による報告では、本定例会では市長から提出される議案は合計26件であることが伝えられた。全議案のうち、多くが予算関連のもので、新年度の予算が540億円を超える規模に達するとの見込みが示された。また、これに関連する経済支援策も検討されているという。清水議長は「市民生活を支えるため、必要な施策を着実に進めていく必要がある」と述べた。
市長は、今年度の重点施策に関して、「ゼロカーボンシティふかや」を目指し、環境問題への取り組みや地域経済の活性化を進めていく決意を再確認した。特に、「深谷テラスパーク」や「ふかや花園プレミアム・アウトレット」のオープンにより観光振興を図り、その成果を市全体の活性化に結びつけたい意向を示した。