令和元年深谷市議会第3回定例会が11月25日に開会した。
清水健一議長が開会の宣告を行い、議会運営委員会の報告に移る。議会運営委員長の馬場茂議員は、市長から提案される議案26件、議員提出議案1件が本定例会に付議されることを述べた。また、請願の提出が2件あることも報告された。
会期については、11月25日から12月13日までの19日間と決定。日程に関しては、提案理由の説明と議案内容の説明が行われ、28日から質疑や委員会付託が行われる予定である。特に、議案第53号については、深谷市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例等の一部改正が重要視された。これは令和元年の人事院勧告に基づくもので、民間給与との較差を埋めることを目指し、職員人件費の補正が求められる。
市長の小島進氏は、本定例会にて特別職を含む職員人件費を補正するための予算措置を行う必要があると強調し、議案第69号の補正予算(第5号)についての承認を求めた。手続きが円滑に進むことが期待される。
この他にも議第66号の第3次深谷市地域福祉計画の策定や、財産取得に関する議案などが議題に上る見込みである。議論は活発に行われ、市民の生活向上を図るための議案が多く取り上げられる。