令和5年6月16日、深谷市議会での一般質問が行われ、春のごみゼロ運動や防災行政無線についての質疑が行われた。特に、春のごみゼロ運動に取り組む地域の参加者が少なかったという報告があり、各自治会への周知の方法や参加促進策について議員からの質問が寄せられた。
市では、この運動を広めるため、年度当初に自治会長会議で運動内容の説明を行い、自治会での積極的な参加を呼びかけていると説明した。また、「広報ふかや」や市ホームページでの周知が行われているが、参加者の増加に向け、今後も様々な取り組みが必要であると述べた。特に地元の学校や団体からの協力を得て、地域全体での活動が望まれる。
また、防災行政無線を利用した周知策についても質疑があり、市民の生活と密接な安全に関する情報は、この無線を通じて発信されるが、その主な用途は災害時なので、非緊急の情報発信には限界があることが分かった。これは、例えば地域での行事などの情報を伝えることには適さないことが多いとされる。
さらに、帯状疱疹ワクチンの接種助成制度についても質疑があり、本市では50歳以上で接種する市民に費用助成を行っていることが確認された。特に、助成を受けることができる医療機関が62か所であること、また今後も周知に努める考えが確認された。このように議会では、市民の生活に密着した様々な問題について活発な議論が行われていることが分かる。